空想タイム

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クライマーズ・ハイ(横山秀夫)

普段、こういった実際の事件を元にした小説は読まないものだから、今回おすすめされていなければ読まず終いだったかもしれない。 そう思ったとたん戦慄した。
8月12日。25年目という節目の年に、航空機の単独事故では史上最大の犠牲者を出したあの事故から描いた物語に触れた。

現場の生々しい描写は一切ない。なのに、そこで起きている惨状がどれほど凄まじいのか伝わってくる。悠木という記者を通して事故の全貌を見てきたが、このような大事故が起こっていたことなど今まで知らなかかった自分がすごく、恥ずかしい。 こうして「小説」という媒体に残してくれて良かった。

馴染まないジャンルゆえに、最初は尻込みしていたクセに読みはじめたら止まらなくなった。まさにクライマーズ・ハイ状態。 悠木という一人の男性に興味を持てたし(人間的な意味で)、組織内での軋轢―上司による妨害など、人間くささが充満している。
きっとこれから毎年この季節になると読み返したくなるだろう作品。そのときは、今回のように興奮状態ではなく、もっと落ち着いて冷静に読めるかもしれない。

本当にすごかった。エピローグではこみ上げてきて思わず涙した。

(2010/8読了)☆ 感想
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